理学療法士のたまり場

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糖尿病について


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どうもこんばんわ
今回は糖尿病について、少し書いてみました。
臨床でも、多くの方がいらっしゃると思います。
少しずつですが、書いていきますので、参考にしてみてください。

 

 
糖尿病の診断
口渇、多尿、体重減少などの減少は、空腹時血糖値が200㎎/dl以上の場合に認められる
検診ではなかなか見つかりにくい
 
空腹時血糖値126mg/dl以上 75グラム糖負荷試験2時間値が200mg/dl以上
随時血糖値が200mg/dl以上 HbA1c値が65%以上のいずれかが確認された場合は糖尿病型と診断される
 
血糖値とHbA1cを同時測定しともに糖尿病型であれば、糖尿病と診断される。
 
初回に血糖値のみが糖尿病型で、再検査で血糖値またはHbA1cが糖尿病型であれば糖尿病と診断される。
初回にHbA1cのみが糖尿病型で、別の日に行った検査で血糖値が糖尿病型でなければHbA1cが高くても糖尿病と診断されない。
 
1型糖尿病の原因
自己免疫を基盤とした膵β細胞の破壊
GAD抗体、IAA、ICA、IA-2抗体、ZnT8抗体などが異常値を示す。
 
発症の状態により、劇症、急性発症、緩徐進行型に分けられる。
 
2型糖尿病の原因
インスリン抵抗性の亢進や、インスリン分泌能の不足などによるインスリン作用の不足が発症原因となる。
 
インスリン抵抗性(HOMA-R)
空腹時血糖値×空腹時インスリンチ/405で算出される
1,6以下が正常、2.5以上で抵抗性ありと推定される。
 
インスリン分泌能(HOMA-β)
360×空腹時インスリン値/(空腹時血糖値−63)
40~60%が正常 30%未満がインスリン分泌能の低下があると考えられる。
 
その他の糖尿病
遺伝子異常、内分泌疾患、肝疾患がある。
 
血糖値正常化を目指す際のコントロール目標として
HbA1c6.0%未満 合併症を予防するためには7.0%未満 治療強化が困難な際は8.0%未満をそれぞれ目標とする。
 
理学療法士は糖尿病の診断等はしてはいけないのですが
知識として、入れておくことは重要であり身を守るものでもありますので、がんばってまとめていきたいと思います。